IP-guard Ver4のリリース
2018年8月1日
お客様各位
このほど、情報セキュリティ統合管理システム「IP-guard」・自動暗号化ソフト「IP-guard V+」(開発:香港TECLINK DEVELOPMENT LIMITED社)の最新版、Ver4がリリースされました。
既存のログ取得・ポリシー設定・暗号化機能に加え、大規模環境への対応強化や暗号化機能の強化など、多くの新機能が追加されています。
IP-guardとIP-guard V+は同じ管理コンソールから管理できます。
IP-guard 製品紹介ページはこちら
http://t4u.asia/products/sdp
IP-guard V+の 製品紹介ページはこちら
http://t4u.asia/products/sdp01plus
IP-guard Ver4のトライアルライセンスをご用意しています。
ご希望のお客様はT4U株式会社(Tel:03-6661-7741 Mail:support@t4u.asia)にお問い合わせください。
IP-guard Ver4の詳細は以下の通りです。
大規模環境への対応強化
4000台以上のエージェントPCを使用するような大規模環境で使用する新機能として、既存の「分散サーバー」方式のほかに、「中継サーバー」方式が追加されました。大量のPC/ユーザーの一元管理がより一層容易になりました。
従来の「分散サーバー」方式は、各PC/ユーザーのログとポリシーをセカンダリサーバー(=通常のIP-guardサーバー)内に保管する方法です。マスターサーバーの管理者は、各セカンダリサーバーにログインをしてログデータの閲覧やポリシー設定をすることができます。
一方、「中継サーバー」機能を使う場合、お客様は1台のメインサーバーと複数台の中継サーバーを使用することになります。中継サーバーは、各PC/ユーザーのログとポリシーを中継サーバー自身のデータベース内に一時的に保存しますが、最終的には上記データすべてをメインサーバーに転送します。
暗号化機能の対応強化
・USBメモリ型のIP-guard V+エージェント
USBメモリ型のIP-guard V+エージェントが利用可能となりました。お客様がお持ちのUSBメモリにIP-guardエージェントを導入することで、必要な場合だけUSBメモリを挿入してIP-guard V+のデータ暗号化/復号化機能を利用できます。
・IP-guard V+管理者向けスマートフォンアプリ
ユーザーからデータの復号化申請が提出された場合、従来はPCからしか申請の許可/却下ができませんでした。専用のスマートフォンアプリを使用することで、これらの操作が外出中でも簡単に実施できます。
・暗号化方式の変更
IP-guard Ver3の暗号化機能では、アプリケーション層にて暗号化していましたが、Ver4ではデバイス層で暗号化するよう変更しました。これにより、サイズの大きなファイルの暗号化がより高速化します。ユーザー様の操作方法に変更はありません。
その他の新機能
・IP-guardとIP-guard V+のインストールパッケージが1つに統一されました。
・オフラインのエージェントPCに対するポリシー設定が可能になりました。
・CD/DVDへの書き込み操作に対するログ取得・ポリシー設定が可能になりました。
専用のCD/DVD書き込みツール「OBurner」を使用してディスク(CDやDVD)への書き込みを実施した場合、その書き込みログをIP-guardで取得します。また、「OBurner」以外のディスク書き込みツールの利用を禁止できます。
・エージェントPCの画面にドットマトリクスを表示させる設定が可能になりました。PC画面の撮影による情報漏洩があった際に、犯人を追跡することができます。
・「デスクトップ申し込み」機能が追加されました。IP-guardの印刷制御ポリシーや外部記憶デバイスポリシー等が設定されているPC/ユーザーが、一時的に印刷やUSBメモリの利用を希望する場合に、管理者に利用申請を出すことができるワークフローシステムです。
・「役割」機能が追加されました。IP-guardは「PCグループごと」や「ユーザーグループごと」にポリシーを設定可能ですが、グループの中の特定PC/ユーザーに「役割」を設定することで、そのPC/ユーザーを別グループに移動させる必要なく別のポリシーが設定可能です。