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T4U株式会社は、指静脈認証ソリューションの提供を開始しました。
2016年12月9日
指静脈認証ソリューション「VIP」提供開始。
パンフレットはこちらからダウンロードできます。

オンラインバンキングなど、インターネットを介したサービスは、皆様でもお使いになっている方は多いかと存じます。
しかし不正送金の被害額は今年上半期(1~6月)は約8億9800万円、昨年よりは減少傾向といえども大きな金額です。
利用端末がウイルスに感染しているとIDやパスワードなどの情報を盗み取られる恐れがあります。 また、インターネットで提供されるサービスごとにIDやパスワードを変えるような対応は限界に来ています。
こうしたパスワードの課題への対策として、現在注目されているのが生体認証です。
生体認証にはいくつもありますが、実は安全なものとそうでないものとがあります。
生体認証とは、自身の身体を利用した認証方法ですが、指紋や顔、虹彩、静脈認証など、様々です。 この中で最も危険なものが、iPhoneにも標準搭載されている指紋認証です。
指紋認証はなんと1981年からコンピュータで採用され、以降生体認証の代表となってきましたが、 2000年代から、IT技術の進歩によりその安全性は著しく疑われています。
中国では指紋が販売されており、いくらでも偽装が可能です。本人認証の精度は低いと言わざるをえません。
ではその認証精度が高く、安全とされているのは何なのか。
現在最強と言われているのが静脈認証です。

指静脈認証とは、指の内部を流れる血流を特殊なセンサーで読み取る形式で本人であるか否かを認証するしくみです。
ユーザーは、専用の静脈リーダーを端末につなぐだけで、すぐに利用できます。静脈は体内にあるため、指紋のように簡単にコピーされず、 セキュリティの高い仕組みです。また、各個人によって静脈のパターンが違い、本人認識率も極めて高いのが特徴です。

静脈認証の本人拒否率は0.01%、指紋認証は0.1%です。
他人受入率は0.00008%。これは125万人に1人の計算となります。
指静脈を使用した認証「VIPシステム」を導入することで、
- パスワード運用の課題が解決される
- 企業では、会社自体の安全を確保できる。
- 情報システム部門の負荷を軽減でき、コストカットに繋がる。
尚、VIPシステムは、指静脈認証を利用した入退室管理システムとの連携も近日発売予定です。